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ミーティング報告れいわ勝手連とやま2025年8月9日(土)

  • 執筆者の写真: とやま れいわ
    とやま れいわ
  • 11 分前
  • 読了時間: 8分
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2025年8月9日13時30分より、富山県総合体育センター小研修室にて

れいわ勝手連とやまとして、参議院選挙対策についてミーティングを行いました。



書記担当者によるミーティング内容のまとめが下記となります。


①れいわ新選組は比例3議席にとどまった。自民惨敗となったが、その受け皿にならなかったということ。富山でも然り、比例26000票は前回14000票を超えたものの、国民、参政を大きく下回り、政党順位では7番目である。国民民主、参政ともに選挙区で候補者を得ていたのが大きい。国民民主や参政の分かりやすくて一般層に刺さるキャッチコピー、参政がアムウェイそっくりの組織形成、地方組織の地盤を固め、満を持して参院選に臨んだという指摘に一同納得。


②れいわ新選組は2019年の結党だが、大きな壁にぶち当たった感じだ。こうした事態は十分に予見できたはずだが、候補者選考の遅れなど致命的なミスが重なったように見える。山本太郎代表も聖域としないで、徹底的な出直しが求められる。


③一名の勝手連メンバーのコメント

総論は別にして、緊急に指摘したいのは、党本部はボランティアに支えられているというが、そのボランティアをリスペクトする気配が全く感じられないことだ。オーナーズ、フレンズを横につなげ、勝手連との連携を求めるも、党本部からは無しのつぶて。勝手連など眼中にないという態度に見える。

また、7月18日富山駅前の山本代表の街宣場所をめぐるトラブルは看過できない。事前に場所取りをしていた我々ボランティアを置き去りにして、一言も言わずに別の場所に移動してしまった。なぜだ、と聞くボランティアに目も合わさないで「セッティングの邪魔になるから」と手払いする。軽蔑した眼だった。思わず「お前ら、れいわの人間なのか」と怒鳴ってしまった。当然その場所にいる気がしなくなった。神は細部に宿るというが、党本部に本音を聞きたい。


④れいわ勝手連とやまも限界に来ていると思う。このまま存続しても期待できない。といって名案があるわけではない。当初からあった組織と個人の在り方を巡っての根本的なすれ違い。難しいのは、この問題には正解はない。理想をいえばきりがなく、現実だけをみれば、カルト的な集団にならざるを得ない。悩み続けなければならない永遠の課題だということを認識して、世代交代をしていくしかない。れいわを支持する若者は、生き辛さを抱え、何とかともがいている。彼らが集まって来易い環境がポイント。政策を共有しながら、楽しそう、面白そうにやっていくことだと思う。


⑤早く自前の候補者を持ちたい願望は強いが、スカウト的な目で広く見ることを続けたい。



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ブログ投稿がとんでもなく遅くなってしまい、申し訳なく思います...

ブログ広報しつつ資格試験やプライベートと両立するのはガッツが要ります😓

2025年参院選はれいわ新選組に取って多くの課題が浮き彫りになりましたね...

(浮き彫りになったと言うか、何年も前から指摘されていた反省点を殆ど改善できていないだけとも言えますが)


ブログ筆者である私もミーティングに参加し、下記のような反省点や今後はどう行動に移して行くかについて話させていただきました。


・デマの放置、対応の遅さ

都議選辺りから参政党によるデマ(主にれいわ新選組は移民受け入れ賛成派など)がSNSで瞬く間に拡散され、都議選だけでなく参院選でも特に関東地方で「れいわは移民賛成派なんだろ」などと一般層から誤解されるなど、選挙活動・イメージ戦略で支障を来していた。

こういった問題には党本部や代表、国会議員がすぐに対応すべきであった。


・候補者の擁立が余りにも遅い。

候補者の選定も非常に大変な工程なのは当然だが、どんなに選挙の上手い政治家でも何年も何年もかけて同じ選挙エリアで選挙活動を継続して地盤を形成している訳だから、候補者の擁立時期は妥協すべき点ではない。


・B層マーケティングの弱さ

政治意識が弱く、政治宣伝(プロパガンダ)に流されやすい故、支配層による政治改革(大抵は改悪)に対して肯定的な意見を持ちやすい有権者をB層というが、そう言った人たちを取り込むアプローチが余りにも稚拙であった。

特にキャッチコピーのセンス。多くのアイディアがあった中で選ばれたのが「れいわ以外、ある?」と言った支持者の中でしかウケないチョイスしたのは選挙ヘタクソとしか言いようがない。


・ロスジェネ世代救済政策

れいわ新選組の理念は「この国に生きる全ての人の生活の底上げ」ではあるが、どの世代と比べても残酷な扱いを受け続けてきたのがロスジェネ世代である。その上、人口のボリュームも大きい。多少はロスジェネ世代にフォーカスした政策をアピールしてもバチは当たらないだろうというのが私の意見である。(筆者はさとり世代です。煩悩だらけですけど)


・具体的な実績や成果、既に成し遂げた実績アピール

消費税減税の空気を作ったと言うようなフワッとしたアピールばかりが目立っていては「事績がないのね、やる気がないのね」と言われかねない。確かに一定以上の議席数がなければ大きな実績や成果を出すことはできないが、木村さんや船後さんの福祉系の実績、大石さんの教員待遇改善、高井さんの政治改革、代表と櫛淵さんの災害問題、山川さんの沖縄問題、奥田さんの子供政策等、多角的な成果や質疑があり、その他細々とした実績もあるのだから、政治家として仕事をしっかりしています的なアピールにはまず困らないはずである。


・争点ずらしへの対応

2025年5月くらいまでは米の価格や減税等、物価上昇に対して賃金上昇が追い付いていない問題への対策案が争点になっていたが、いつの間にやら外国人問題にすり替えられていた。確かに国内に海外の人の人口母数が増えれば文化や価値観の違いなどからトラブルの発生や治安の悪化が懸念され、外国人労働者が増えるほど低賃金競争が進行する恐れもあるが、現実は感情的で差別的なヘイトが目立っている上、上記のような景気的情勢の論点が逸れていっている印象であった。れいわ新選組は民受け入れ反対派を主張し、他党からのデマには徹底的に否定しながら従来のスタンスを続けていけば一般層から誤解されることなく堅実に支持を集められたと思う。(入管法の件でも山本代表は牛歩してまで反対していた。)


・地方組織の脆弱性

近年のれいわ新選組は都心よりも地方での支持が伸びている傾向にある。しかし、その地方によっては特に北陸は非常に組織が脆弱である。北陸三県の中でも富山県の組織は活気が弱いと言われている。ボランティアと党本部の連携強化も課題だが、何よりも地方選挙候補者擁立により力を入れ、組織としての士気を上げる必要がある。


・選挙活動場所の工夫

れいわ新選組の候補者は比較的人口の多い都心の駅前等で活動しがちだが、自分のことや目の前の仕事で精一杯の人たちに政治の話題を振っても関心を向けるのは私のような政治厨くらいだ。それよりはスーパーマーケットやショッピングモール、JAのように生活に密接な関係のあるエリアを選ぶ方が有権者が関心を向ける確率は高いと考えられる。


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【私達れいわ勝手連は今後どうすべきか】


・他党(維新や参政、国民民主など)には主張できない且つ一般層に刺さる、国民目線の政策をアピールする。

消費税廃止の主張によるインパクトが薄まるのならば、積極財政で何をしたいかの具体案を如何に一般的な主権者に伝えるかが大事だ。特に(表面上は)積極財政を主張する国民民主党や参政党が言わないことを主張すれば差別化ができる。医療や福祉が狙い目である。現に国民民主と参政高齢者医療負担増額に賛成派だ。

他にも電力会社や鉄道会社へ国による援助、民営化してしまった郵政や水道の再国営化。学生さんなら奨学金・学費免除、第1次産業なら余剰作物等の高額買取、補助金・所得補償労働者全般なら公務員待遇改善や雇用増加・派遣法見直し・多重下請け構造の改善・サビ残(賃金不払い労働)根絶、公共予算を増額して上下水道(最近は下水管破裂なんかは話題)・道路・トンネル等のインフラの更新などなど...

れいわ新選組ならば消費税廃止や給付金以外にも国民の生活と産業が豊かになる、積極財政による修正資本主義的な政策はいくらでも主張できる訳だ。(挙げた例はれいわ新選組の公約)これらが一般層に殆ど伝わっていないのは余りにも勿体ない。本当に勿体ない。活動エリアや集まる年齢層に応じて色々なアプローチを試みるのも一つの手だと思う。


・他の地方、他県との繋がりを広げる。

他県の活動を参考にしたり、連携を組むことで少しでも地方組織の脆弱性を改善し、時には議論を深め、選挙活動としてプラスに繋げたり、主権者である我々がれいわに託した権力を監視する態勢を強めることで党もボランティアも結党持の方向性を見失いにくいだろう。


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若手が少ない富山県のボランティアですが、酷暑でもポスティングを続ける人、演説の上

手い人、選挙活動を知り尽くしている人など、心強い仲間が沢山います。私自身のできることは限られますが、勝手連メンバーのポテンシャルは決して低くないと思っています。そんなれいわ勝手連とやまが少しでも組織力を上げ、れいわ新選組という本物の国政政党の成長に役立てていきたいと思っています。何度も言うように課題だらけですけどね。

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